中央集権・非中央集権プロジェクトそれぞれのメリットとデメリット

Hedge Guide記事からの転載です。

ビットコインの誕生を皮切りに、主にブロックチェーン業界で注目され始めた「非中央集権」という概念があります。これまでにその言葉を聞いたことのある方も多いでしょう。

政府や企業といった、ある仕組みの運営母体を担う組織を持たず、ピアツーピア(個人間)でその仕組みを共同運営するというものが非中央集権の思想であり、これに則って運営されるプロジェクトは、中抜きゼロによる低コストの実現や透明な意思決定、破綻によるプロジェクト消滅リスクが無いといった観点で大きく注目を得ています。

しかし一方、非中央集権型にもデメリットはあり、従来の中央集権プロジェクトには対抗できない部分もあるのです。そこで今回の記事では、中央集権・非中央集権プロジェクトそれぞれが有するメリットとデメリットをまとめました。双方の良し悪しを比較しながら投資するプロジェクトを検証できるようにして頂ければ幸いです。

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ブロックチェーンの浸透は、まだまだこれからだ

オルタナティブ・ブログ記事からの転載です。

企業向けにブロックチェーン技術の情報提供や導入コンサルティングを行っているすずきと申します。オルタナティブブログは初投稿です。

さて、「ブロックチェーン」と聞くと、なんだかよく分からない、本当に意味があるものなのか、仮想通貨と何が違うのか、ビットコインはもう稼げないのか…などと考える方も多いかと思います。

今回の記事では、まずざっくりとブロックチェーンの概要と現状、そして将来どうなるかというのをお話しようと思います。 続きを読む

仮想通貨の「投げ銭」によるエコシステムが、Webの在り方を変える

仮想通貨に関する情報収集をしている際、「投げ銭」という言葉を何度か見かけた方もいるのではないでしょうか。中には実際に投げ銭を行ってみた方もいることと思います。

一見なんて事はない印象を受けるこの投げ銭ですが、実はこの仕組みこそ、仮想通貨やブロックチェーンを語る際に非常に面白く重要な要素なのです。特にWeb上における様々な人々の気持ちや行動を変容させ、新たなWebサイト・Webサービスのあり方さえ考えさせるものとなっています。

今回は、その「仮想通貨による投げ銭」について、その意義やもたらされるメリットを解説し、合わせて自身のWebサービス等に導入する方法と注意点についてもご紹介したいと思います。

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ブロックチェーンは万能ではない。「取引台帳」として出来ることとは?

ブロックチェーンのビジネス活用は各所で研究や実証実験が進んでおり、アツいジャンルの一つと言うことができます。

しかし一方で、実用化されたプロダクトはほとんど市場には出ておらず、また既存のテクノロジーを活用したサービスよりも優位性があることを満足に示せているとは言えない状況にあります。

そうした中、日本を含め各国ではブロックチェーン事業を取りやめたり、より小規模にピボットしたりする事例も出てきました。市場は2018年1月辺りの仮想通貨バブルと比較すると、企業界隈も熱狂が冷めて大人しくなった印象があります。

ですが、冷静に考えてみれば、こうした動きをもとに「ブロックチェーンはもう下火」と考えるのはやや早計かと思います。なぜなら、「ブロックチェーンが何にどう使えるのか」という認識が少ないまま、過度の期待をもって実験が進んでいた印象を感じずにはいられないからです。

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仮想通貨の投げ銭、トークンエコノミーの普及で世の中はどう変わるか

hedge guide記事からの転載です。

2019年4月、HEDGE GUIDEを運営するハーチ株式会社は、ブロックチェーンを用いたピアボーナス制度(社内通貨による360度評価制度)”GIFT”の運用を開始したことを発表しました(参照:ギフトエコノミーを体現する。ブロックチェーンを使ったピアボーナス制度「GIFT」を導入しました。

現在、テストローンチして運用を行っている最中ですが、社内でも「楽しい」という声が出てきたり、実際に様々な感謝の言葉がブロックチェーン上に刻まれていくのを見たりして、早速一定の成果を得られているのではないかと感じています。 続きを読む

ブロックチェーンによる「権利のトークン化」で流動化が加速する

ブロックチェーンの中には、独自仮想通貨を発行することができる「トークン発行」という仕組みがあります。イーサリアムやNEMといったブロックチェーンがそのトークン発行機能を有する代表格ですが、これによって作成されたトークンを用いて、収益やサービスを受けられる権利を表現することを「トークン化」と呼びます。

従来は、例えば不動産からの賃貸収入を得られる権利を証券化して投資家に販売する「不動産証券化」や、リーマンショックを引き起こしたサブプライムローン(ローンの返済金を受ける権利)の証券化など、収益が得られる権利を証券にして流通させるスキームが一般的に行われていました。 続きを読む

仮想通貨の強みの一つは「無価値のものに価値を与えること」

弊社では、オリジナルの仮想通貨「KanadeCoin」を製作し、2万人を超えるトークンホルダーの方々による独自のコミュニティ形成に努めました。

この経験から今では「ブロックチェーン・仮想通貨のビジネス利用」という側面に注目し、導入支援やコンサルティングを行っているわけなのですが、その中で気付いた面白いことが一つあります。それは「仮想通貨には、今までインセンティブの無かった領域に新たなインセンティブを創り出す力がある」ということです。

これによって新たなビジネスのアイディアやコミュニティの形が生まれてくるのが非常に面白いな、と感じています。 続きを読む

仮想通貨決済はお得か?メリット・デメリットと今後の普及について

hedge guide寄稿記事からの転載です。

国家による発行・管理が行われないボーダーレスで非中央集権な新しいお金として、世界中に大きな衝撃を与えたビットコイン。その衝撃は年々拡大し、今ではビットコインの根幹をなす分散型台帳システムであるブロックチェーンが、革新的な技術として世界中で研究が行われ企業活動などに導入されています。 続きを読む

自分で仮想通貨を作ってわかった、仮想通貨業界の発展に必要なこと

hedge guide寄稿記事からの転載です。

仮想通貨は良くも悪くも世間を賑わせています。仮想通貨や仮想通貨を支えるブロックチェーン技術は世の中を変える革新的な技術だとも言われますが、まだまだ世間一般に十分認知されているとは言い難く、その技術面についてはなおさら浸透していない印象を受けます。

新しく革新的な技術で、かつ投機対象にもなっている仮想通貨に対しては、まだ世界各国で懐疑的な声も聞こえ、政府も手探りでルールを作っている最中です。そのような中にあり、仮想通貨業界はまさに激流のような早さで変化を続けています。 続きを読む